コラボレーションで横浜シルクの魅力を発信 Vol.2
- 会社紹介
■すぐれた機能性への信頼
佳雅の「DuRe」とPALの「russet」がコラボレーションできたのは、日本の産業を支えた横浜シルクの魅力をもう一度発信したいという双方の想いとあわせて、ものづくりへの飽くなき探求心への共感、そうした想いやこだわりによって出来上がるアイテムの機能性や使いやすさへの信頼感も背景にあります。
■エイジレスにカジュアルにシルクが楽しめる使いやすさ
DuReは、従来のシルクの繊細さは活かしながら、アウトドアシーンでも愉しめる強さやタフさを兼ね備えたブランドです。自宅で簡単に手洗いもできますし、巻き方や着け方がわからないという若い方にもカジュアルにシルクスカーフを楽しんでもらえるよう、ハトメを付けているのが特徴的です。ハトメを付けることで、穴を通すだけで簡単に着脱できます。ただし、シルクに穴をあけるのは実は大変な作業です。そのため、シルクを扱うメーカーや職人にはハトメを使うという発想はまずありません。「ハトメを付けよう」と決まった段階から佳雅では、シルクへの穴の開け方からハトメの素材まで何度も試行錯誤を重ねながら、商品化してきました。こうした技術は、russetとコラボレーションしたスカーフにも当然活かされています。
■横浜スカーフアーカイブから60年前の柄を復刻させてカスタマイズ
russetとのコラボレーションスカーフは企画デザインにも相当こだわっています。横浜市歴史博物館が保存管理する1957年~1986年までの横浜からの輸出スカーフの写真データや輸出台帳データによるアーカイブ(※1)を用いて60年前の柄を復刻。最盛期の1970年代には世界に流通していたスカーフの約半分が横浜から輸出されていた(※2)と言われるほどで、アーカイブの数は約11万点にも上ります。その中からマリン、ペイズリーなどのテイスト別にベースとなるものを選定し、お互いに細かいやり取りを何度も重ねながらカスタマイズしています。
※1:佳雅が組合員を務める「横浜繊維振興会」の前身のひとつ「日本輸出スカーフ等製造工業組合」が平成6年に横浜市経済局工業技術支援センターに寄贈。平成25年に地域資源(横浜スカーフ)の活用による産業活性化事業として横浜市がアーカイブ化。その後、令和4年に現在の横浜市歴史博物館に移設された。
※2:シルク素材だけではなく化学繊維なども含めたスカーフ全体として。
■日本各地めぐって出来上がる商品
このように佳雅が新たなことに挑戦し、進化することができるのは、日本各地で提携している工場や職人の方たちの高い技術力と柔軟な対応力があるからこそです。DuReとrussetのスカーフも、日本各地のシルクのプロの手をまわって出来上がっています。
1,企画デザイン:神奈川県横浜(佳雅)
2,シルク生地:石川県小松
3,ハイパーガード加工:京都府丹後 ※擦れに強くし洗えるようにする加工
4,プリント:山形県米沢
5,水洗整理:山形県鶴岡
6,縫製:宮城県石巻
7,ハトメ:神奈川県横浜(佳雅)
横浜の佳雅でスタートし、各工程を専門とするプロのもとをまわり、日本各地の技術力が結集し、横浜に帰ってきて商品化されています。それが、DuReとrussetのコラボレーションスカーフです。
■横浜シルクの魅力を世界にも発信したい
シルク製品のOEM、スカーフ・ストールのOEMが事業の中心だった佳雅も、コロナ以降の急激な世の中の価値観やビジネスモデルの変化にあわせて進化しています。russetとのブランドコラボレーションもそのひとつです。横浜で創業した佳雅は、横浜シルクの魅力を日本だけでなく世界のより多くの方に知ってもらいたいと思っています。これからも既成の枠にとらわれず、トレンドやニーズを取り入れながら様々な挑戦を続けていきたいと思います。
■横浜シルクの魅力を世界にも発信したい
シルク製品のOEM、スカーフ・ストールのOEMが事業の中心だった佳雅も、コロナ以降の急激な世の中の価値観やビジネスモデルの変化にあわせて進化しています。russetとのブランドコラボレーションもそのひとつです。横浜で創業した佳雅は、横浜シルクの魅力を日本だけでなく世界のより多くの方に知ってもらいたいと思っています。これからも既成の枠にとらわれず、トレンドやニーズを取り入れながら様々な挑戦を続けていきたいと思います。
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