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代表取締役 遠藤敦史 インタビュー vol.01
- 会社紹介
創業に至るきっかけ・時代背景。
佳雅の創業は1995年、先代である父が創業しました。
その父も実は54歳での起業と、年齢を重ねてからの始まりでした。
当時横浜のスカーフ業界は下降気味で、輸出の需要は減少し、国内販売に力を入れるものも苦しい状況
で、経営が傾き出した企業も現れてきたような時代でした。
私の父は、輸出をメインとしたスカーフを取り扱う大手企業に勤めておりました。
そこでは、いわゆる 内地 と言われる国内販売を手がけていてその担当をしていたのですが、そういっ
た時代背景の中、勤めていた会社内にて輸出担当者と国内担当者の間で、今後の経営方針の意見が納ま
らず、本来ならば定年まで勤め要職を担うところではあったものの、そういった事情の中、自身が担当
していた国内販売で生き残る道を模索すべく、 独立 という舵を切る決断をしたのが創業に至るきっか
けでした。ちょうど私も大学を卒業して就職活動をしたところで、そうしたことも決断の理由のひとつ
になったのではないかと思います。
国内のみならず、世界各地と提携し幅広いラインナップへ。
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今NHKの大河ドラマなどでも話題になっていますが、横浜は明治維新以降日本が外貨を獲得するために、
良質なシルクの生糸の輸出の玄関口として栄えてきました。それが生地の生糸から製品のスカー
フへと変わり、横浜はスカーフの街として賑わっていました。そうした華やかな時代がピークを過ぎた
頃が事業のスタート当時でした。
当社も創業時からシルクスカーフを取り扱い始めていましたが、継続して取引をしていた国内販売の
取引先と関係を築いていく中で、シルクにこだわらない形でのストール・マフラーの需要に気づき、
そうした商品も扱うようになったことも成長のきっかけとなっていきました。シルクはフォーマルな印
象ですが、よりカジュアルなものを求める声も多くなってきた頃でした。
また、当社では早くから中国生産も取り組んでいます。今では一般的で当たり前となっていますが、始
めた25年前はまだまだ少ない時代でした。中国で良質なものを、価格をおさえて大量生産し、輸入をし
て国内展開してきたことも、今の当社の礎となっています。
現在は中国に限らず、ヨーロッパではフランスやイタリア、アジアではネパールやインド・タイなどに
も提携先を増やしています。取扱商品を 横浜のスカーフだけ にこだわらず、国内外に提携先を設けて
幅広いラインナップを作ったたことも、現在の佳雅の事業展開に繋がっています。
佳雅の主な2つのビジネスとは
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我々のビジネスには大きく2つあります。
ひとつは、お客様から依頼・注文をいただいて、要望に沿って作り納めるもの。
ふたつ目は、展示会を開いて佳雅の企画提案型の商品として在庫を持ち販売するものです。
佳雅として在庫を抱える場合は当然リスクを伴うため価格面や物量などを考慮する必要があります。そ
のため生産を依頼するにあたり、各工場の特徴・強みを活かしています。例えばロット数は大きいけれ
ど比較的値ごろな工場、価格は高くてもロット数が小さく価値が高いものを生み出す工場など、上手
く使い分けながらご提案をさせていただいております。
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お客様からご依頼をいただいた際に、ひとつのものしか提案できないということが無いように、値段で
あったり素材であったりロット数であったり、それぞれのお客様にあわせたベストなご提案ができるよ
うに努めています。生地作りに強い工場、高いプリント技術を持つ工場など、日本のみならず世界各地
に数十社以上の工場と連携をとっています。多くの工場と連携を取りながら、それぞれの工場の得意分
野・産地の考慮すべき状況など踏まえ、幅広いご要望に応えられるような環境づくりをしています。
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