代表取締役 遠藤敦史 インタビュー vol.02

お客様へ最適なご提案ができるように。

佳雅では、お客様からのご要望沿って幅広いご提案ができるよう、様々なものを揃えております。中国
製の比率は当社でも多いですが、一口に中国と言っても例えばカシミヤストールなら内モンゴル自治区、
シルクであれば蘇州、リーズナブルなアクリルの場合は浙江省へと、生産依頼をする地域を、その土地
土地で得意な素材を用いて、お客様へ最適なご提案ができるように心掛けています。

そして、コロナ禍になる前は私も現地に足を運んでいました。生地を求めてフランスやイタリアに、中
国は多い時では年に４-5回は訪れていました。インド・ネパールにも赴きます。またヨーロッパでは、
現地でトレンドを見ながら需要がありそうなものをリサーチしたりします。

現地に足を運ぶのは、単に買い付けて卸すというような仲介ではなく、自分たちで企画・デザインをし
たものを直接工場に依頼して、それを現地工場と一緒に管理・生産、納品までを見届ける。そこにこだ
わっています。

「佳雅に言えばあとは任せられる」「お客様にとって負担が減る」と思って頂きたいと考えています。

佳雅ならではの強み、そして大切にしていること。

佳雅の強みは、様々な工場と連携を取って幅広い提案ができることと、日本国内はもちろん世界各地の
特徴を生かしたアイテムを、商社や中間業者を介さずに自分たちで実際に現場を見て、直接コミュニ
ケーションを取っていることが挙げられます。お客様に提案するにあたって、人任せにせず、自分たち
の目で現場をしっかり見て、現場とコミュニケーションを取って精度を高めていくというのは、常に意
識しております。

また、生産管理を自分たちで担い、現場では新しいアイデアを生み出したり卓越した技術力を発揮して
高品質なアイテムを生み出すことに注力できるように、お互い寄り添って取り組んでいます。佳雅は自
社で工場を持っていませんので、日々一緒に取り組んでいる工場との協力が不可欠になります。「現場
とリンクする」ことは最も大切にしていることのひとつです。