Feuille de Cocoonの生まれた背景―その1 2021.03.30 ・横浜・京都・石川・山形の日本の絹のプロが結集し、歴史と技術を用いてスカーフをリブランディング!・肌に優しく、丈夫で、洗えて、燃えにくい!シルクのイメージを刷新する繊細さと高機能の両立!・アウトドアシーンをよりオシャレに!60年前の横浜スカーフデザインを現代に復刻!最近アウトドアがブームですが、ファッションとしてもキャンプギアとしても両方使えるアイテムって意外と少ないな、と思ったことありませんか?アウトドアギアとして機能面の妥協はしたくないけど、自然の中でオシャレもちゃんと楽しみたい方に向けて今回日本の技術を集結し型破りな商品を作りました。その名も『エクストリームシルク DURE(デュレ)』です。『エクストリームシルクDURE』はシルクの良さはそのままに、扱いにくいイメージを払拭し、気軽に使えるアウトドアにもピッタリなスカーフです。 シルクスカーフは通気性や保温性もあるため、夏は涼しく、冬は暖かくしてくれるので、ヨーロッパでは一年を通して使われています。また、吸湿/放湿性に優れており、冬の寒い時期でもすぐに乾き、使い勝手がとても良いアイテムなのです。布に発生しやすい、嫌な静電気も起きにくく、紫外線もカットしてくれ、人の肌になじむ優れものです。日本には、そんな天然繊維のシルクを生業としている企業がたくさんあります。『エクストリームシルクDURE』は伝統と歴史のある企業の知恵を集めて、製品化しました! エクストリームシルク『DURE』の製造工程 神奈川県横浜(デザイン)→石川県小松(生地)→京都府丹後(精練・ハイパーガード加工)→山形県米沢(プリント)→山形県鶴岡(水洗、防燃加工、乾燥加工)→宮城県石巻(縫製)→神奈川県横浜(ハトメ加工、仕上げ、梱包) 生地・・・DUREオリジナル絹織物 シルクの軽さはそのままに、より丈夫なDURE別注生地です。 タテ糸になんと17,346本もの生糸を使って織りあげています。 ハイパーガード加工・・・洗濯・スレに強い シルクは光沢、着心地、質感の高さがある一方で、高価なのにスレに弱いことが弱点でした。独自開発の薬剤を繊維の内部にまで浸透させる技術で摩擦に強く、洗濯による劣化・シワの発生を低減し、スレに強く洗えるシルクスカーフへと昇華! 洗えるのでアウトドアでの汚れや、煙などの気になる臭いも大丈夫です! 防燃加工・・・生地の燃焼防止 シルクスカーフにはあまり想定していない防燃加工をあえてしました。布を燃え拡がりにくくする加工で、防炎カーテンなどに使われる延焼を抑える技術を施しました。 DUREを検査したところ、1項目がわずかに未達でしたが、シルク100%の製品にもかかわらず防炎カーテン等の消防法認定基準に近い、優秀な数値結果です。 BBQ、焚き火など、火の粉が舞う場面でも、心配いりません。 Feuille de Cocoonの生まれた背景―その2 Feuille de Cocoonの生まれた背景―その3