横浜の街と地域住民と触れ合う「ファミリーセール」
- 会社紹介
佳雅では年に2回、4月と11月に本社オフィス兼ショールームにてファミリーセールを行っています。佳雅はtoB事業を主とする会社なので、通常はお客様に直接販売したり、直接触れ合う機会はなかなかないですが、年2回のこのファミリーセールだけは直接触れ合える特別な場となります。
佳雅のビジネスモデルは、百貨店やセレクトショップ、アパレル向けに自社企画を提案、毎シーズン何百という単位でアイテムを製造・出荷するため、どうしても端数や余剰になる在庫が積まれてしまいます。この在庫は、卸先やメーカーへの販売だけでは限界があるため、以前は“バッタ屋”と呼ばれる在庫買取専門業者に二束三文で買い取ってもらっていましたが、十年ほど前からファミリーセールという形でお客様に直接低価格で販売するようになりました。
販売するアイテムは、スカーフやストールからネクタイやバッグまで、素材もシルク、カシミア、ウール、ポリエステルまで多種多様にご用意しています。中には一部、ほつれ等を理由に販売できなくなったアイテムも含まれますが、基本は在庫品。クオリティには絶対の自信を持っています。「ブランド品のブランドタグが付く前の状態をご提供している」と思って頂ければ良いと思います。
このファミリーセール、佳雅としては、在庫を処分することで無駄をなくしながら売上に繋げたいという思いはもちろんありますが、お客様と直接触れ合える貴重な場として特別感を持って開催しています。なので運営はすべて社員が行いますし、値付けも社員判断。社長も現場で初めて値段を見てびっくりするようなこともあります(笑)。格安のものは500円を切り、通常店頭の販売価格が50,000円近くするようなものもファミリーセールでは10,000円を切ることも多々。値付けのおかげかわかりませんが、毎回多くの方にご来場頂けるようになりました。
ご来場されるお客様は横浜界隈にお住まいの近隣住民の方が中心。法人会企業様やその社員、ご家族の他、地域の飲食店やそこのお客様、ポスティングなどでご案内しています。また一度ご来場頂いた方にはハガキやメールでのご案内も継続しています。今では地域の皆様にも認知され、初日の朝は十人以上の方に並んで頂ける程です。
ファミリーセールは佳雅にとって貴重な生の声を聞ける場ですから、ご来場頂くお客様とは活発に会話し、交流を楽しませて頂いています。お客様からは、地元横浜の伝統的な魅力を発信している企業があったことを知って嬉しいと言ったお声を頂くこともありますし、また地域の方に地元横浜の魅力を改めて知って頂ける場になっているとも感じています。実際にお客様から伺ったご意見を製品づくりに取り入れたりすることも、たくさんあります。
佳雅にとって、ファミリーセールは在庫処理としてだけではなく、お客様との交流の場としてとても特別な意味を持つファミリーセール。大きく展開を広げたり、頻度を増やしたりするのは難しいかもしれませんが、今後も継続的に開催し、お客様と長く深いお付き合いをさせて頂きたいと思っています。
Contact Contact お気軽にお問い合わせください
製品に関するお問い合わせは、お気軽にご連絡ください。
-
お電話でのお問い合わせ営業時間 9:00~18:00(土日祝を除く)
-
フォームからお問い合わせ