コラボレーションで横浜シルクの魅力を発信 Vol.1
- 会社紹介
■創業来培ったノウハウをコラボレーションでも
佳雅は、1995年創業来、法人様から依頼・注文をいただいて要望に沿ったシルク商材を中心としたOEM事業が中心でしたが、2021年から、直接消費者にお届けする「E thread(イースレッド)」「Feuille de Cocoon(フィーユドココン)」の自社ブランド事業もスタートしています。
さらに最近では、toB/toCの双方で培ったノウハウを生かし、企業/ブランド様とのコラボレーションも行っています。それが、佳雅の国産シルク技術と横浜の歴史をかけあわせたスカーフブランド「DuRe(デュレ)」と、多数のアパレルブランドを全国展開する株式会社PALの人気ブランド「russet(ラシット)」のコラボレーションです。
■“日本のものづくり“を大切にする姿勢が合致
DuReは、佳雅初の自社ブランド。1859年の横浜開港以降、昭和後期までの日本の輸出業を支え、一時代を築いた横浜シルクの魅力を改めて知ってもらいたいという想いでスタートしたブランドです。エイジレスにシルクを、スカーフを楽しんでもらいたいと、機能性や使いやすさも試行錯誤を重ねて追求し、日本のものづくりの息吹が宿っています。
一方russetも、従来はバッグを中心としたブランドでしたが、昨今はバッグだけではなくライフスタイル全般のアイテムを展開しています。日頃からコラボレーション先を積極的に探しているというわけではなく、「日本の産業を応援したい」「Made in Japanのものづくりを伝えていきたい」という想いとクオリティの高いものづくりを追求する中で、佳雅のDuReと出逢いコラボレーションが実現。これまでにないシルクスカーフが生まれました。
■コラボレーションによる双方の新しい発見
PALでrussetの企画を担当される山口恵さんは、「russetはブランドが立ち上がって約二十年、最近ではコロナもあり、お客様の層や求められることも変化している中でブランドとしてもこれまでと同じことだけを続けるのではなく、商品、企画、デザイン、素材など様々な新しいチャレンジもしていきたいと考えています。コラボレーションによって、新しい刺激をもらうこともそのひとつです。DuReとコラボレーションしたシルクスカーフが店頭に並ぶことで、バッグとあわせた新しいスタイルの提案ができるようになりました。バッグに巻くだけでもかわいいし、華やかになります。また、“役立つ”“便利”といった機能性や日常必需品としての面ではなく、スカーフでファッションという面から提案ができるようになって、接客の幅も広がり、新しいお客様の開拓にも繋がっています。夏に予定している第2弾も喜んでいただけると思います。」と話し、今後の可能性も感じて頂いています。
佳雅は、OEM事業では名前が出ない黒子としての存在だったためお客様の声や反応は届きにくかったですが、コラボレーションを通してお客様と直接コミュニケーションができるようになりました。創業来28年間、横浜の地で培ってきたノウハウ、歴史、意味を見つめ、企業としてのアイデンティティを確立していく良い機会となっています。横浜シルクを世界にもう一度発信していくべく、シルクと言えば佳雅、スカーフと言えば佳雅というポジションを確立していきたいと思っています。
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